名古屋ひまわり事務所の 短期入所生活介護サービス 開業経営支援
ショートステイを利用するシーン
ショートステイを利用するシーンは、さまざまです。介護者に冠婚葬祭や急病などのやむを得ない場合に利用するだけではありません。介護者がリフレッシュするために利用することも推奨されています。
介護者である家族が……
・冠婚葬祭などの用事がある
・体調を崩してしまった
・仕事の出張で数日家を空ける
・旅行に出かける
・少し介護から離れた時間がほしい
介護される本人が……
・入居前に施設の雰囲気を知っておきたい
・退院後に施設で回復期間を設ける
・入所する施設が決まってない間に利用する
ショートステイの種類
ショートステイには介護保険適用と適用外の2種類があります。さらに介護保険適用のショートステイには「一般型」「医療型」があり、サービスが異なるのです。
介護保険適用のショートステイ
介護保険制度を適用している場合は、介護度に応じた自己負担1割(または2割・3割)でサービスを受けられます。利用条件は、65歳以上で要介護または要支援の認定を受けている人が対象です。「短期入所サービス」とも呼ばれています。
介護保険適用のショートステイを利用する場合は、担当のケアマネジャーに相談しケアプランに導入してもらいましょう。
また「短期入所生活介護(一般型ショートステイ)」と「短期入所療養介護(医療型ショートステイ)」の2タイプがあります。短期入所生活介護は生活介護が受けられる施設です。短期入所療養介護は生活介護に加えて医療ケアも提供しています。2つのタイプの違いや利用期間については後ほど詳しく解説しましょう。
介護保険適用外のショートステイ
介護保険適用外のショートステイは自立から要介護5の人まで利用できます。利用期間は規定されていませんが、施設によって異なるため確認が必要です。介護保険適用のショートステイの利用限度を超えてしまった場合に、利用するのもいいでしょう。
介護保険適用外のショートステイを利用する場合は、ショートステイを実施している有料老人ホームなどの施設に直接申し込んでください。
「一般型」「医療型」 2つの違いとは
介護保険適用のショートステイには「短期入所生活介護(一般型ショートステイ)」と「短期入所療養介護(医療型ショートステイ)」があることを前述しました。どちらも介護保険制度に定められたサービスです。それぞれの特徴を解説します。
短期入所生活介護(一般型ショートステイ)
「短期入所生活介護」と呼ばれる一般型ショートステイは、食事や入浴、身体介護のサービスはもちろん、レクリエーションや機能訓練を受けられるのが特徴です。デイサービスに宿泊するようなイメージに近いでしょう。
短期入所生活介護を受けられる主な施設
・介護付き有料老人ホーム
・特別養護老人ホーム
短期入所療養介護(医療型ショートステイ)
「短期入所療養介護」と呼ばれる医療型ショートステイは、短期入所生活介護と同様に食事や入浴、身体介護、リハビリなどのサービスを受けられます。それに加えて、医療ケアを提供しているのが特長です。医療依存度が高い人は短期入所療養介護をおすすめします。
短期入所療養介護を受けられる主な施設
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設
・介護医療院
・療養病床を有する病院・診療所
・老人性認知疾病療養病棟を有する病院