文責 給与計算チーム 藤本(み)
思い出の薔薇の花
ひまわり事務所 給与計算チームの藤本(み)です。
そろそろ梅雨明け。緑の眩しい季節になってきましたね。
このところ、植物の生長スピードの速さに、驚かされる毎日です。
ところで植物といえば、皆様 どんな花がお好きでしょうか?
花といっても色々ですが・・まず「薔薇の花」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
バラの栽培については、紀元前にも遡るといわれ、クレオパトラも宮殿の廊下をバラの花びらで敷き詰めたとか。
ロマンチックな逸話に事欠かないバラですが、私にとっても憧れの花です。
バラの花は、虫や病気にかかりやすく、美しさを保つのは至難の業、それでいて、復活する力強さも秘めた 神秘的な花でもあります。
そんなバラとの遭遇は、はるか昔 中学生の時でした。
ホームセンターで見かけた苗木に咲いていたバラの花 一輪。
この一輪に一目ぼれ。父にどうしてもとせがんで、買ってもらって、玄関脇に植えました。
しかし、その後 バラの栽培方法を知っていたわけではない私に植えられた 気の毒なバラは、ほぼ 放置状態。
虫に食われ、病気にやられ、それでも細々と生き、そして 時折 ハッとするほど美しい花を咲かせてくれました。
このバラがどんな品種だったのか? 当時の覚えは無くて、後で調べてみました。
膨大な栽培品種の中から、これだ! と思ったのは「コンフィダンス」
フランスで1951年に作り出された古い品種です。
品種名の意味は、「信頼」。親はバラの歴史的名花と言われる「ピース」平和。
ピースはフランスで作り出された時は別の名前でしたが、第二次世界大戦で一度失われ、アメリカで生き延びていたことがわかり、ピース平和と改名されて 世界中で知られるバラとなったそうです。
優れたバラの品種を選ぶバラの国際会議で、初の殿堂入りをはたしています。
そんな名花「ピース」の直系の子孫「コンフィダンス」は10センチ以上ある大きな花をつけるバラでした。
花弁の底は黄色 白からサーモンピンク そしてピンクへと。
ゆったりとした花弁に、濃い緑の葉。素晴らしい香り。
もう一度、この花が開く様を見てみたい。
現実のコンフィダンスの写真はありませんが、陶磁器メーカー ノリタケのバラの絵皿。モデルはコンフィダンスだと、勝手に思って眺めています。
もう一つ、思い出の薔薇の花は、ミニバラ。
実家の母が義理の妹から母の日に贈られた小さな鉢バラでした。母にまかせておいたら直ぐに枯らしかねないので、何年にもわたって預かって 見ごろになったら持っていく約束でした。
とても優秀で、切り戻すと真冬以外 年中花が咲いていました。花もちも驚異的、初冬に咲いた花を切って花瓶に生けていたら 1カ月以上そのままの美しさを保っていました。
こんなに気に入ったミニバラでしたが、今は手元にありません。
癌腫病という不治の病にかかり 手放さざるをえませんでした。
ドイツ コルデス社のミニバラ コルダナシリーズの札しかなく、品種名はわかりません。
もう一度めぐり逢いたい。 君の名は?
春になって 花屋の店頭にバラの鉢が並ぶと つい探してしまいます。
世界中のどこかにこの薔薇たちが生き残っているはず。
でも、会えないのがきっと良いのですね。
思い出のなかの薔薇の花は、今も美しく咲いています。
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