文責 給与計算チーム 藤本(み)
おすすめの本とワイン 「きいろの香り」「甲州きいろ香」
会社設立特化型名古屋ひまわり事務所 給与計算チームの藤本(み)です。
秋が深まってきましたね。
私は 以前 ブログで、秋の風が吹いてくると、ワインが飲みたくなると書きましたが、今年もそんな秋がやって来ました。
日本のワインに興味を持ったのは、随分昔に「山本博:著 日本のワイン 本格的ワイン造りに挑んだ全国のワイナリー」という本に図書館で出会ったからでした。
ぶどう栽培、ワイン造りに情熱を傾ける話を読んだ後、山梨県のぶどう畑を訪ねると秋の青空のもと棚にぶら下がったぶどうの房が、なんとも幸福な光景に見えました。
もう一冊 ワイン関連で よく読み返す本があります。
「富永敬俊:著 きいろの香り ボルドーワインの研究生活と小鳥たち」著者の富永先生は、日本人として初めてボルドー大学醸造学の博士号を取られた方です。
ワインの匂いのもととなる物質の研究の様子が 軽妙な語り口で描かれていて興味深いのですが、先生にこの本を書かせたのは、一羽の小鳥でした。
(ネタバレです・・)先生は、フランス ボルドー大学で親からはぐれたひな鳥を拾います。
綺麗な黄色い産毛に包まれたひな鳥に「きいろ」という名前を付けて、一緒に生活を始めました。
ところがしばらくすると、羽が生え変わって青い鳥になってしまいました。
一緒に生活するうちに きいろは、日本を離れて ワインの本場 フランスで厳しい研究生活をおくる先生の心の支えとなっていきました。
きいろは、時折ワインの香りを放つことがあったそうです。
ワインの香りの研究者とワインの香りのする小鳥。
しかし、そんな生活は長く続かず きいろは死んでしまいます。
先生は、神様はいないと悟ったと言います。
きいろの事を忘れたくない。その思いが ずっと後になって 先生にこの本を書かせました。
一方 ワインメーカー メルシャンの研究員さんは、個性が無いと言われていた「甲州ぶどう」にかつてない香りを発見。先生の著書「きいろの香り」が縁となって、先生との共同研究がスタートします。
その研究結果が、柑橘系の香りをまとった革新的ワイン「甲州きいろ香」として発売されています。
後にわかったのですが、きいろは メーテルリンク 幸福の「青い鳥」のモデルになった鳥と同種だそうです。
ワインラベルには、その幸福の青い鳥 きいろが描かれています。
秋の夜長の読書に ワイン「甲州きいろ香」 静かな時間が過ぎてゆきます。
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