一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
一般社団法人とNPO法人の法人設立要件を一覧にまとめました。
一般社団法人 | NPO法人 | |
(1) 構成員 | 最低2名以上 | 最低10名以上 |
---|---|---|
(2) 役員 | 理事1名以上 | 理事3名以上・監事1名以上 |
(3) 設置機関 | 社員総会 | 社員総会・理事会 |
(4) 情報公開義務 | 無し | 有り |
(5) 設立の財産要件 | 0円 | 0円 |
(6) 設立までの期間 | 平均1か月 | 平均6ヶ月 |
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較について、下記に具体的にご説明します。
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(1) 構成員
一般社団法人を設立するには、2名以上の社員が必要になりますが、NPO法人を設立するには、10名以上の社員が必要になります。
ちなみに、株式会社や合同会社などの営利法人は1名以上で設立が可能です。
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(2) 役員
一般社団法人を設立するには、1名以上の理事が必要になりますが、NPO法人を設立するには、理事3名以上、監事1名以上の選任が必要です。
また、役員になれる親族の総数には制限があります。親族は役員総数の3分の1を超えてはなりません。
理事とは、株式会社で言う「取締役」のような人で、法人の運営について意思決定する人たちです。
監事とは、株式会社で言う「監査役」のような者で、組織が正常に運営されているか見る人です。
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(3) 設置機関
一般社団法人は「社員」で構成する「社員総会」を設置しなければなりません、
社員総会とは、「社員」によって、法人の重要事項を決定する機関の事です。
NPO法人では、「社員総会」と「理事会」を設置しなければなりません
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(4) 情報公開義務
NPO法人では、事業報告書や活動計算書類などを、年度ごとに所轄の都道府県庁、市役所等に提出する義務があります。
また、財産目録や役員名簿、社員名簿などの情報公開が義務付けられています。
一般社団法人では、株式会社のような決算の義はありますが、NPO法人のような都道府県庁、市役所等に提出する義務や情報公開が義務はありません。
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(5) 設立の財産要件
一般社団法人もNPO法人も株式会社のような資本金という概念はありません
一般社団法人とNPO法人との設立要件 比較
(6) 設立までの期間
一般社団法人の設立にかかる日数は、株式会社の設立にかかる日数とほぼ同じです。お急ぎであれば2週間で設立いたしますが、1月あれば余裕をもって設立できます。
NPO法人の設立にかかる日数は、設立認証申請をしてから縦覧に受理後2ヶ月間・審査に受理後4ヶ月間かかりますので、速効性はありません。
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