助成金情報【トライアル雇用助成金】新型コロナ対応トライアル

文責　社会保険労務士　井戸

トライアル雇用助成金

トライアル雇用助成金は、①　一般トライアルコースと②　新型コロナ対応トライアルコースと③　新型コロナ対応短時間トライアルコースの3種類があります。

今回は、2回目でトライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)についてです。

トライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)の概要

トライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)は、職業経験の不足などから就職が困難な求職者等を、無期雇用契約へ移行することを前提に、一定期間試行雇用（トライアル雇用）を行う事業主に対して助成することにより、求職者の早期就職の実現や雇用機会の創出を図ることを目的としています。

トライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)の主な受給要件

トライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)は、次の(1)の対象労働者を(2)の条件で雇い入れた場合に受給することができます。

トライアル雇用助成金　(新型コロナ対応トライアルコース)の主な受給要件
(1)　対象労働者

トライアル雇用助成金　(一般トライアルコース)は、次の［１］と［２］に該当する者であること

［１］１週間の所定労働時間が30時間以上の無期雇用による雇入れを希望している者であって、トライアル雇用制度を理解した上で、トライアル雇用による雇入れについても希望している者であること
［２］ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等（以下「ハローワーク等」という。）に求職申込をしていること
［３］紹介日において、次の（ア）と（イ）のいずれにも該当する者であること
（ア）　離職（※）している
※　自ら事業を営んでいる者の廃業、役員等についている者の退任等を含む。
シフトの減少の場合は、「離職」とみなす。
学校在学中のパート・アルバイト等での離職は除く。
学校在籍中は「離職」状態にあるとみなさない。
（イ）　就労（※）の経験のない職業に就くことを希望している
※ パート・アルバイト等を含め、学校在学中のパート・アルバイト等は除く。