会社設立名古屋 - スタッフブログ - 「豪雨被害から1年　by宮地」

会社設立名古屋　スタッフブログ「豪雨被害から1年　by宮地」

文責　許可・助成金チーム　行政書士　宮地

豪雨被害から1年

ひまわり事務所許可・助成金チームの宮地です。

暑い日が続く中で、雨が恋しくなる気持ちもよくわかります。
しかし、昨年の８月４日から５日にかけて、私の出身地である福井県南越前町では、未曾有の豪雨災害に見舞われました。
私が住んでいた場所は幸いにも大事には至りませんでしたが、私が勤務していた今庄地区は未曾有の被害に見舞われ、目に映る映像と脳内の記憶映像が一致しない光景に混乱しました。

当時、公務員であった私には、朝５時に招集がかかりました。
現地に向かうための国道が寸断され、水かさが橋桁に迫る寸前の橋の上で渋滞に巻き込まれる経験をしました。
橋脚にぶつかる岩の音が、車内にゴンゴン響き渡る状況で、橋の上で身動きが取れない状況でした。

その後、復興に向けてさまざまな支援制度が提供されましたが、その手続きの煩雑さも、私自身が経験したことから強く感じました。
罹災証明や助成金などは、現場で申請を受ける経験をした身として、本当に困っている人々にとって手間がかかる手続きだと痛感しました。
そのため、困難な状況にある方々には速やかに、そして公平かつ公正に支援が行われるべきだと心から信じています。

また、元公務員であり、行政書士に転職した私としても、災害復興に逃げた印象を持たれたくはありません。

むしろ、このような経験を通じて、今の立場で行政書士として困っている方々の力になれることを喜びとしています。